1954-03-18 第19回国会 衆議院 地方行政委員会公聴会 第3号
それで二十年前に戸数割並びに戸数割附加税、地租家屋税と地租家屋税附加税と、こう併立しておる時代がございました。その際に各町村の戸数割の算定について、時々紛擾が起きておるということは、まざまざと体験して来たのであります。市町村というものはサービスに対しての税金をとるというような相関関係からいたしまして、この市町村は私は応益課税がいいのじやないかと思います。
それで二十年前に戸数割並びに戸数割附加税、地租家屋税と地租家屋税附加税と、こう併立しておる時代がございました。その際に各町村の戸数割の算定について、時々紛擾が起きておるということは、まざまざと体験して来たのであります。市町村というものはサービスに対しての税金をとるというような相関関係からいたしまして、この市町村は私は応益課税がいいのじやないかと思います。
その課税の実態について一二の例を挙げて見ますると、西津軽郡の稻垣村では、地租家屋税附加税が百分の六百、標準の六倍を取つておる。村民税は一戸当り九百円で二倍を取つておる。
又地租、家屋税附加税についても引上げすることも考えられる。住民税を引上げれば、他の税金で苦勞せんと直ぐ住民税へ飛んでしまうだろうと思います。